夢のためじゃないと、行動しちゃいけないの?
何か行動をすると、必ず目的を聞かれる。
「どうしてやろうと思ったの?」「将来何したいの?」
うん。まぁそうだよね。
いや何ならそれで普通だと思う。
逆の立場なら目的をもって何事にも取り組んでいる人のほうが誠実に見えるし。
私だって聞くかも。何なら優劣つける時もある。
何だろう。聞かれることがいやなんじゃなくて……
なんて言うんだろうな……
面白い教員になるために辞めました。って言ったらなんか口が達者な奴みたいなさ。
仕事でやられそうだったんで逃げてきました。なんて言ったらき使われそうだし。
私の考えを一言でまとめるのも、まとめられるのもいや。
だから、何も本気で言わないことにした。
馬鹿にされたとしても、周りの大切な人がわかってくれて応援してくれるならそれでいい。
今、生きていることがこの先無駄になることなんてない。
自分が楽しめることに全力でいれば、いつか夢に近づくと思う。それでいいと思う。
楽しいことを全力で楽しむためには楽しくないことも知らないといけなかったり、楽しいことにつながっているもので楽しくなかったとしても超えないといけないこともある。
この私の経験がいつか一人でも多くの子どもたちの明るい未来につながる懸け橋になるように。
前向きに、仕事を辞めた。
24歳フリーター女。
私は、学校のお仕事を2年間でやめた。
教員はブラックと言われるが、今考えると言われても仕方ない環境だったと思う。
でも、この職は好きだし、自分の実力不足や努力不足を感じたから文句は言わなかったし言えなかった。
週4は18:30まで部活動に参加。そのあとの学年での仕事、担当イベントの準備、役職のお仕事。気づけば21:00。
教材研究まで手が届かなくて、何も試せないまま授業が終わって。
休日の教材研究できる時間がうれしくて、同期と休日出勤。ただ、部活動指導に入れば、3~4カ月休みがないことなんて当たり前で。
本当の心から解き放たれる「休み」という感覚は、1年目の私にとってはなかった。
すことができない自分が悔しくて。
この働き方は、少しづつ私の熱を奪っていった。
いい授業をしたい!!生徒に寄り添いたい!!
でも、努力する気力がわかない。眠い。わからない。
授業をするのが正直本当に怖かった。
新米教師の私の授業を受けている目の前の子どもたちが気の毒で仕方なかった。
「何のために生きてるんだろう」
そこまで考えが広がったときには、「危ない」と思った。
そんな中、2年目は時間の余裕はそれなりにできて、恋愛も。(笑)
ちょうど付き合い始めた警察官の男性がいたんだけど、まあその人も余裕なくて。(笑)
その人に執着しちゃいかんって始めたのが、チアリーディングの社会人チーム。
楽しくて仕方なかった。休日のその3時間のために一生懸命仕事した。
そしたら、仕事も少しづつ前向きに進められるようになった。
あ、私大切なこと忘れてたって気づいた。
楽しむってこと忘れてたなって。
そこから、どう授業を盛り上げていくか、楽しませるか。
ワクワクできるようになって。
よし、仕事辞めよう。
って決心した。
もっと楽しんで仕事するために、なりたい自分になろう!
小さな枠の中で教科書とにらめっこしてるんじゃなくて、知りたいこと全部勉強できる環境を作ろうって思ったから。
今年一年は勉強の一年。
楽しむための1年間。
前向きに仕事を辞めた。と言いたい。
あ、その彼氏とも2カ月ほどで別れましたが。(笑)
出会いに感謝です。